マル激

テーマは「誰が何のために何の罪でフセインを裁いているのか」。ゲストはTVでもよく見かける大野元裕氏(中東調査会上席研究員)。前半は、現在のイラク情勢を中心とした話題で、後半はアメリカと日本の外交が中心の話題だった。


米兵死者も2,000人を超え、米国世論の批判も大きくなる一方で、泥沼感がありまくりなイラク情勢。司会の神保氏も「アメリカ駄目駄目じゃないですか」「宮台さんの嫌いなネオコンが…」と何処か嬉しそうに?言っていた。


そうした中で、横須賀の原子力空母の件にしろ、牛肉の貿易制限解除の話とか聞くと、このままアメリカべったりでいいのかと思うけど、いみじくもマル激の中で「日本はアメリカの子会社」だという話になっていた。
というか、下請け会社だな。トヨタの下の一番でかい下請け会社。一応トヨタの下にいる限りは安全だけど、急成長している会社も近くにあってトヨタが取引先を変えるという可能性もまったくなくはないから、無茶な要求でも何でも聞く、という感じだろうか。


僕はアメリカ史専攻だったんだけど、アメリカでは時々歴史学者が歴代の大統領ランキングをつけている。たいてい1位はリンカーンなんだけど、今のブッシュはどうなのかな。国外から見ると、最低ランクに近いような気がするけど、国内的には違うのだろうか。