深夜までの明かりはサービス残業ではなく電気の無駄遣いの証拠らしい

最近話題になった、みんなの党の富田さんが、丁度1年前に下記の様な記事を書かれていました。
冨田かおり公式サイト

月平均16〜20時間の残業というと、民間レベルではそう多くない。というか全然多くない!
ならばなぜ、毎日のように深夜まで全階に明かりがついているのだ?無駄に電気をつけすぎているのか?それはそれで問題だ。



「月平均16〜20時間の残業」分の時間外勤務手当しかないのに、「毎日のように深夜まで全階に明かりがついている」のは何故か、というと、それは市職員がサービス残業をしているからではないか、という答えが普通に出てきそうなものなのですが、「公務員の世界は、サービス残業や打ち切り残業はない」という確固たる世界観があるため、目の前にある状況が「サービス残業」の証拠だとは認識できず、「電気の無駄遣い」の証拠の様に見えてしまうんでしょうね。


多分、民間だったら、同じ様な状況を見て「サービス残業が行われている」と素直に受け取られたのだと思うのですが。民間企業は残業代は一定額で打ち切りで、公務員の残業代は青天井だという、お決まりの「民間と比較して公務員は…」図式があるから、同じ様な状況でも全く違った風に受け取ってしまうんでしょうか。そもそもその「民間」が違法なのですから、それはそれでなんだかなあという感じなのですが。