2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マル激

テーマは「誰が何のために何の罪でフセインを裁いているのか」。ゲストはTVでもよく見かける大野元裕氏(中東調査会上席研究員)。前半は、現在のイラク情勢を中心とした話題で、後半はアメリカと日本の外交が中心の話題だった。 米兵死者も2,000人を超え…

使い捨ての死

http://d.hatena.ne.jp/kenkido/20051029 ある男性の死の話。 雇用等が流動化しているにも関わらず、再挑戦可能性が一向に担保されない今の日本では、死に至らないまでも、この様な境遇の人達が増えているのは想像するまでもなく明らかなことだろう。 僕は、…

語り継がれる記憶〜7月1日のマル激から(2)〜

id:botticelliさんの10月20日付けの日記。 仲良くなった中国人学生にTちゃんという子がいたのだが、彼女と話していて驚いたのは、先の世界大戦が非常に彼女には身近に感じられていた、ということである。なぜか。それは、彼女が小さいときに祖父母から戦争…

歴史的敏感さ〜7月1日のマル激から

7月1日のマル激は、「『過去の克服』のために今、日本がすべきこと」(佐藤健生拓殖大学教授)がテーマだったが、非常に面白かったし、多くの示唆に富んでいたように思う。 その中で、ドイツ人と日本人のセンシビリティの違いの話題になって、佐藤氏が、ハ…

マル激

テーマは「私はなぜ戦わなければならなかったのか」(ゲスト:亀井静香衆院議員)。 亀井氏は「政治家というのは、どんな危険があっても正しいと思うことについては、突き進んでいかなければならない」という主張の中で、例として吉田松陰とチェ・ゲバラを出…

南京事件についての雑感

id:kemu-riさんの日記から。 彼らは「南京30万虐殺」しか論議しようとはしない。「南京事件」を議論しようとしない。日本軍が中国で何をやったのかを議論しようとしない。中国は嘘吐きだ、それでお終い。 結局、最近の南京大虐殺否定論というのは、歴史学的…

靖国参拝について思うこと

小泉首相の靖国参拝は絶対するであろうと思っていたし、特に深い感慨は持たない。 しかしながら思うのは、http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051018k0000m010132000c.htmlで見るように、例えば常任理事国問題や東シナ海ガス田問題だけをと…

マル激

今週は、猪間明俊氏をゲストとしての「まちがいだらけの東シナ海ガス田開発問題」。猪間氏は、自由主義史観研究会の杉本幹夫氏から「彼の歴史観は我々に近い」と評価されており(東シナ海資源開発)、いわゆる右派に属する方とお見受けするが、石油業界の専…

今週のマル激

「共謀罪」がテーマ。 テーマの内容もさておき、宮台氏の「『騙されてもいいけど、醒めない夢にして欲しい』と本気で言う若者、社会がどの様になっているか考えるのはしんどい、オタク的小宇宙の中でそれなりのことが出来ればいいという若者が増えている」と…