見合い相手のお話

奇妙なもの - 今日行く審議会@はてな

一通の便せんにはこう書かれていた。「すべての子どもたちにそれを見せ、キョウイクし、見合い相手を愛せるようにすること。実施されなかった場合処分されます。」と。


びっしりと書かれたものを読むと、「私はこんなに素晴らしいのです」「私はこんなに尊敬されています」「私はこんなに良いことをしてきました」ということばかり書いてある。しかし、相手の本当の姿は見えない。どんなに素晴らしくいい人でも欠点はあるだろう。しかし、その欠点は見えない。見えないのではなく見なくても良いのだという。


子どもはそんな相手を愛さなければならないのだという。子どもはきちんと判断できないからただそこに書いてあることを信じていればいいのだという。



国家を見合い相手に例えた、id:kaikai00さんの上手い例え話。


例え、一時はその自画自賛を真に受けていることがあっても、実態が伴っていなければ、大抵いつかは単なる口だけ野郎でしかなかったことが曝け出されてしまうのだから、僕は、モテたいのならば、自画自賛するよりも、まず自分を磨き上げた方がいいのではないかと思うのだけど、「私を愛せ」という人達には、なかなか話が通じない。


「私を愛さないのは異性(=国民)としておかしい」 と断言したり、愛されない理由を、隣人のKさんやCさん(どうやら何かを吹き込んでいる様に見えるらしい)のせいにしたりする。


自分がモテないのを、相手のせいにしたり、他人のせいにするのは格好良くないし、自分の成長に繋がらないと思うんだけどな。