石原都知事の妄言

東京都知事、現代美術を腹にすえかね


東京都現代美術館での石原都知事の妄言。これほどの作家を集めたのは過去に例を見ない現代美術展の開会の席で、「見るべきものは何もない」とこき下ろし、最後に「日本の文化は西洋文化よりもよほど美しい。」と発言。会場内には衝撃が走ったとのこと。「ル・フィガロ」紙と「リベラシオン」紙で記事になっているみたい。


知事の祝辞や挨拶とかは、職員が原稿を書いていると思うけど、公務員がこんな文章を書くわけないから、都知事が原稿を無視して自分で喋ったんだろうな。原稿を書いた担当者も頭を抱えたのではないだろうか。もしくはもう慣れっこなのかもしれないけど。


都庁にも秘書課みたいなものがあって、知事のスケジュールを管理しているのだと思うけれど、石原都知事が妄言を吐きそうな会議やイベントについては、あらかじめ知事を出席させない様にする配慮しておいた方がいいと思う。
というか、「関東大震災の再来」やら「鳥インフルエンザ」やら「治安の悪化」とかより、東京都庁が行うべき危機管理はまずそこからの様な気が。