積水ハウスさんの件について

日本の恥だから、もう少しましな北朝鮮バッシングをすべし - Munchener Brucke


最近、ブログの更新が滞っているのが、近日中に戻る予定の実家を建て直す予定で、キッチンをなににするかとか色々考えたり、打ち合わせとかで忙しかったりするのが理由の一つだったりするのだけど、その会社が実は積水ハウスさんだったりする。しかも、僕の実家の隣人の方が在日の方なので(3階建てを建てるというのに快く了承して頂いた)、この 積水ハウスの在日の社員さんが訴えたというニュースには思わず注目してしまった。


このニュースを聞いた時から、またネットで色々な話が交錯するのだろうなと思っていたけど、「当事者に近い話」とか電凸情報とかが色々流通しているみたいで。


「当事者に近い話」では、「25,000円程度のメンテナンス工事に、250,000円の調査費用を請求」とのことだけど、さすがに僕はこの話は無理筋だと思った。打ち合わせの際にも、「当事者間で齟齬がないように」「後日の問題にならない様に」と、変更事項とか決定事項とかメモでまとめて、最後に再確認する会社ですよ(メモの写も貰います)。そんな会社が10倍の調査費用を請求する様な、揉めるのが必至の行為を行うとは、とても思えない。


この様な指摘をしても、「積水ハウスは日本人の社員には厳しいが、在日の社員には好き勝手にやらせている会社なんだ」という物語がすぐに作られたりするので、あまり意味はないかもしれませんけどね。あくまで僕の個人的な経験からの感想だし。


あと、煙さんの記事経由で知った、「高額な買い物になる住宅の場合、営業マンが気に入らなかったら変えてもらいたいと顧客が考える可能性は相手が何人だろうがありえるわけだし、あっていい」という発言について。


それは、家は凄い高額の商品だし、納得して買いたいから、営業さんと合わなければ人を変えてもらうというのはある話だけど、でもそれと今回の人種差別の話とは完全の別の話だと思う。


僕も、家を買う時に他社も回ったけど、他社の製品を悪く言うような営業は好感をもてなかったし、「高い金を払うからいい営業の人から買いたい」(積水ハウスさんはその点誠実そうな青年で好感度大の方でした)と思ったけど、「高い金を払うから人種差別をしても良い、在日を馬鹿にしても良い」とは普通思わないよね。


「高額な買い物になる住宅の場合、営業マンが気に入らなかったら変えてもらいたいと顧客が考える可能性は相手が何人だろうがありえるわけだし、あっていい」けど、「高額な買い物になる住宅の場合、相手が何人だから、営業マンを変えてもらいたいと顧客が考えるのはあっていい」わけではない。


とりあえず、僕自身は、このニュースを聞いて、家を建てるのを積水ハウスさんに決めて良かったと思いました。美談のない会社より、美談のある会社で建てたいですしね。共働きとはいえ、これからローン地獄が待ち受けているけど…。