もう少し前に気付くべきだった…

1.子どもへの方策
2006-09-02 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記/はてダ版


id:kamayanさんが再発掘された「教育改革国民会議」でのトンデモ資料(委員会での委員発言概要)。さすがに最終報告ではマシになっていますが。


で、ブクマでも言及されてますけど、団地、マンション等に「床の間」を作る。 …しまった、今、家を建替え中で、間取りをつい最近に最終決定したばっかりなのに、和室に床の間作らなかったよ。今時床の間なんて流行らないからって全部収納スペースにしてしまった。もう少し前に気付いておけば…。これで、子供がグレたりしたら、悔やんでも悔やみきれません。


後、名刺に信念を書くというのもね…。僕だと「有給休暇完全消化」(全然達成できていませんが…)とかになってしまうんですけど、そんなものでいいのでしょうか。


で、一番笑ったのが、小学校高学年に教育の責任は当人50%、親25%、教師12.5%、一般社会12.5%であることを自覚させる。「教育の責任」というのが具体的にはよくわからないけど、とりあえず責任は半分が子供本人!しかも小学校高学年の段階で!教育関係の話で「親の責任」やら「学校の責任」という単語を良く見かけるけど、実は「自分の責任」だったんですね。目からウロコ。


でも、あまり洒落にならないのは、僕とかはこの「子どもへの方策」や「大人や行政の取り組み」をトンデモ発言としてネタとして楽しんでいるけど、彼らにとってはネタでも何でもないということなんですよね。「満18歳での奉仕活動の義務付け」なんて現に安倍晋三氏が言っているし。報告案に残った「通学合宿」とかも可能性高そう。この表で書かれたことの幾つかが、実際に安倍政権下で検討されるかもしれないと考えると、なんか薄ら寒い気持ちになってきますね。