自分の勤め先の愚痴

自分の勤め先(某自治体)の愚痴なんですが、「改革」のための「改革」は本当にろくでもないなと、改めて身に沁みております。


「改革」の名の下にトップが色々としているのですが、傍目にも完全に失敗しているなと思うものがあります。新しいIT関係のシステムの導入なんかは自分(全職員)にも関わってくることで、無理矢理合ってないものを導入するから、トラブルが出まくるわ、マニュアルも整備されてないから余計に時間がかかるわと、効率化のためのITが新たな非効率を産むという、住民の皆さんの事を考えると、とても笑えない状況になっているのですが、そういった改革の失敗に対して反省や見直しがある様にはとても見えない。


何で、上の人達がこの様な状況に無関心な様に見えるのかが不思議だったのですが、ふと、「改革」の旗を振っている人にとっては、「何かを変える」というのがまず重要で、制度を変えたりシステムを導入したという時点で、その分野については「改革」が終わっているのではないかと思うに至りました。「私は○○を改革しました!」というのがまず第一なんだろうなと。で、後は現場の努力でなんとかしろと。んで、関心があるのは次の「改革」。


安倍首相の教育改革とかを見てると、我が社の「改革」と同じ様な匂いがするのです。「改革」するのがまず先にありきな感じで、アイデアは上の方の思いつき、そして内容は二転三転。(我が社の場合を思い返すと)多くの部分で失敗しそうな感じですけど、こちらの方は反省や見直しが期待できるのかな。でも、前にも似た様なことを書きましたし、id:annntonioさんも書かれてますけど、多分、改革の失敗は改革が徹底されていない(&現場の抵抗)という事に原因が帰せられそうな感じがしますね…。