今更ながら朝青龍の話題

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/81712/
朝青龍カワイソス - good2nd


本当に今更ながら朝青龍の話題なんですけど、最近の朝青龍バッシングを見ていると、これって相撲独自の話題というより、単純にホリエモンが叩かれたのと一緒の話なんだろうなと感じたりしています。


そう思うのも、同居している僕の母が、朝青龍嫌いで最近常々文句を言っていて、その口調が、少し前によく言っていたホリエモンの悪口に良く似ているからでして。ホリエモンの時は、「お金があるからといって何をしてもいいわけがない」「経営者としてのモラルが足りない」とか言っていたのですが、今は「横綱だからといって何をしてもいいわけがない」「横綱としての品格が足りない」みたいな感じで文句を言っています。


勿論、僕の母一人で全てを語るには無茶苦茶無理がありますが、ホリエモン的な存在に対して「自分勝手で無礼な行動が不愉快でむかつく、その癖、お金や地位を得て成功しているから更にむかつく」的フラストレーションみたいなものをずっと溜めていて、で、格好の攻撃材料が見つかったので、「それ見たことか」「ざまあみろ」と、どりゃーと一気に攻撃して発散して癒されるというのは、結構ありそうな感じじゃないかと。僕の母を見ていても朝青龍に対して怒りながらも、どこかしら非常に嬉しそうなんだよな。癒しとしての朝青龍バッシング。


あと、上のサンスポ記事に出てくる様な、リンチやら八百長やら色々と問題を抱えているにも関わらず、「品格」「伝統」やら色々いう横審的なものがあまり好きでないので、強い皮肉を込めて思うんですけど、今回の問題に関して、高砂親方は、やっぱり「礼儀作法」の教育を怠っていたとは思いますね。どうして「表面的にでも倒した相手に手を貸した方が良い。そうした方が「品格や礼儀がある」と思われて、お金になるから」と教えなかったのかと。お金になる話だったら、朝青龍も言う事を聞いたかもしれないし、横審の人達などもその振舞いを「横綱の品格がある」と勘違いして評価してくれたかもしれないし。