空気が読めてない記事

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次に、公判の意見陳述で、本村洋さんの話を聴きながら、彼のこの8年間のいろいろな辛さを私なりに想像しながら、それとは比べものにならないものの、自分の辛かった思いを思い出していました。
脅迫状が来たこと、脅迫電話、「鬼畜」「でぶ」「ママゴト弁護士」「ジャイアン」などの罵り、周囲の冷たい態度。
そして人を避け人前で冗談を言ったり笑顔を見せられなくなった日々・・・
自己満足や自己陶酔と言われても当然ですが、辛かった思いがわきあがってしまいました。



毎度の事なんでしょうが、凶悪犯の弁護をされる弁護士の方には、「こんな凶悪犯を弁護する人間は同類だ」という事で、色々あるんでしょうね。僕にも妻がいますし、妻を失った時の気持ちを考えると、勿論、妻子を失った本村さんの方が辛いに決まっているとは思いますが、今枝弁護士の胸中に色々な思いが沸き起こり、思わず号泣されてしまった事についても、何となく気持ちが分かる様な気がします。


その様に今枝弁護士の胸中を察してしまうのは、自分が税の徴収という、人に嫌われる仕事をしていたからなのかもしれません。罵倒されたり、いきなり態度を変えられたり。罵倒の程度としてはそれほど大した事はなかったのかもしれないけど、それでも結構心が折れそうだったものなあ。


でも、この今枝弁護士の号泣の件でブログ検索してみたら、僕の様な「気持ちが分かる」という意見は殆ど無くて、叩かれる記事ばっかり。「オナニー」とか「醜い涙」とか。今枝弁護士本人のブログやコメントを読むと、それほど酷い人とは僕には思えないけれど、もう全てが悪い様に取られてしまうんでしょうね。凶悪犯の弁護人に自分からなったのだから、自業自得なのか。そう言われても何か少し釈然としないです。


というか、橋下弁護士によると、僕も空気が読めてない記事を書いている事になるんでしょうね。このご時世で、左翼っぽい事をブログで色々と書いている時点で、そもそも空気読めてないのか。いいです、別にKYブロガーで。