異性関係に対するイメージの違い

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000181-jij-soci
2007-10-18

男性教諭が同じ行為に及んだ場合に、はたして上記の理由で処分保留になったか、ということを、ふと考えました。単なる印象論ですが、かなり難しいような気がします。



女性教師による男子生徒へのわいせつ事件について。僕も少し思いましたが、はてぶでも、教師が男性だったらどうだったんだという意見が多いです。


この記事を読んで、ふと男性教師が「相思相愛で合意の上だった」と言った時と、女性教師が同じ事を言った時を頭の中で比べて見たのですが、やっぱり言葉の印象が違うんですよね。対応の違いもそこら辺りにあったりするのかも。同じ台詞でも女性の場合にはどこか真剣な響きがあって、男性の場合だと言い訳しているみたいな感じがあります。


これって、おそらく「男性は異性関係に対して享楽的で、女性は異性関係に対して真摯的だ」という印象を、僕が持っているからなんだろうなと思います。よくある「遊びだったのね」「奥さんと別れると言ったじゃない」的なステレオタイプなイメージで考えてしまうというか。


似た様な事は、政治家の異性問題の場合にも言えて、民主党姫井由美子さんの不倫報道の件で、相手方の男性が週刊誌に喋る事に対して、個人的に結構嫌悪感があるんですよ。これとは逆に、政治家が男性で、女性が週刊誌に対して喋っている場合は、殆どそういったものは感じない。


「男子たる者、この様な事をべらべらと喋るものではない」という「男の沽券」的な古い意識もあるのかもしれませんが、それより上記の様なイメージを自分が持っているので、女性が週刊誌に対して喋る場合には、政治家に対する告発として受け取めてしまうと。一方、男性の場合には、告発という印象が殆どないばかりか、逆に(報道が事実だったとして)「お前も楽しんでいたんだろ」という下世話な感想を持ってしまったり。週刊誌に対して喋るという行為の正当性が、男性と女性の場合で異なってしまっているんですよね。