「歴史修正主義の人達は本気だった」と思うようになった1年

あけましておめでとうございます。


反歴史修正主義の流れがブレイクした2007年 - ノーモアのコメント録
2007年自滅の年 - bat99のブログ


僕も、昨年は歴史修正主義の人達が敗北続きだった1年だったと思いますが、何故敗北するかと言えば、海外であったり、あるいは裁判所であったり、彼らの内向きの論理が通用しない、負ける場所で戦っているからという理由に尽きると思うんですよね。だから、頼まれもしないのに何故The Factsの様にわざわざ討って出て自滅するのかが、本当に不思議でした。


僕がブログを始めた頃は、否定論を主張する方々は、本人はそうではないと分かっているけれど、その様な「気持ちいい」記事を求める読者のために、敢えてその様な主張をしている、ある程度確信犯で言っている部分もあるのかなと思っていたのですが、特に世界公開に意気盛んな「南京の真実」の件だったり、The Factsの件を見ると、どうやら違うのではないかと思うようになってきました。本当に彼達は、自分達の「正しい」主張が通用して、世界が「歴史の真実」に気づいてくれると思っているのではないかと。


僕にとっては、「歴史修正主義の人達は本気だった」と特に思うようになった1年でした。気づくのが遅すぎるのかもしれないけど。