自分の責任にせずに事業を中止する方法

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080907/p2

お前んとこは切り捨てるぞと最初にちらつかせてから現場職員に「存続できるよう努力しろ」とだけ求める時点で、最初から存続させるつもりなんてないんだよな。「努力が足りない」を切り捨てる理由にしたいがために努力パフォーマンスを要求しているとしか思えない。



id:kmizusawaさんの意見に同意なのですが、付け加えるなら、切り捨てて悪影響が出た時に責任を逃れるための保険としても有用なわけです。例えば、児童文学館や何かしらの事業の廃止により、何か大きな問題が起きたとしましょう。その時に「それほどの事業であったにも関わらず、あの時に努力ややる気を見せなかった、重要性を伝えられなかった職員が悪かったのだ」と言ってしまえばいいのです。


そうすれば、責任は現場の職員のものになります。それほど重要であるにも関わらず努力をしなかった職員のせい。工夫をしなかった、やる気のない職員のせい。私の判断を誤らせた、変化の無い職員の仕事のせい。ぜんぶ、職員のせい。


これは、私の偏見かもしれませんが、マスコミ等で知る、橋下知事の今までの行動を見ると、もしその様な問題が起きた場合、その様な発言や行動を取られる可能性は高いのではないかと思っています。まあ、私の勤め先の上司の人達もその様な態度を取りかねないので、まず自分の心配をしておくべきなのですけれど。