情報戦であると主張する人の主張

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも・・・・・・・・ | 東国原英夫オフィシャルブログ「そのまんま日記」by Ameba

行政・政治は情報戦でもある。あらゆる情報を流し、取り、時にはメディアを利用し、時にはメディアと結託し、時には対立し、大衆先導・世論形成をし、自らを有利・不利に導いたりする。 



格好よく仰られていますが、この様な認識をお持ちの方が流すブログやらTwitterやらの情報は、それは情報戦の様相を帯びるので、信頼性の面については割り引いて考えるのが普通だと思うのですが、真に受ける人も結構というかかなり居ますよね。これって例のマスゴミ批判の裏返しなのかな。マスゴミは偏向しているが、ネットで直接本人が言っているから真実だという。


その意味で言うと、例の読売新聞の口蹄疫隠しの疑いの記事について、同じブログの記事で

今日、農水副大臣が会見で「・・・・・ 前日検査しても異常が無かった。当日の所見でも口蹄疫の特徴ではない。一頭だけだった。それを元にした家畜防疫員の判断は問題無いと思う。このタイミングで1面トップに出るのは如何なものか?家畜防疫員は防疫作業に必死で当たっており、意図的に隠す事は無い。失礼な記事だ。国としては「問題無い」で整理済み・・・・・」と発言された。その通りである。これが、国の見解である。



と書かれていて、これも情報戦の一環かなと思ったりするのですが、「これが国の見解である」と言い切ってしまうのは、何だかなと。農水大臣は「徹底した調査が必要」と違う事言っているし、組織を代表しているのは農水大臣の方です。自分に都合の良い事を言ってくれる一人の意見を持ってきて、それが組織全体の見解だと言われても。


ともあれ、一次情報だからと言って、しかも自分と似た立場だからだといって、その人の出す情報を鵜呑みにするのは避けたいですね。自戒になりますが、気持ちいい情報についても、批判的な視野は持ちたいものです。