皇室と非モテ？
どういう使われ方をするかというと、例えばある男子に対する罵声として、
「おめーの髪型は皇太子ヘッドだ！」
という風に使うわけ。つまり、有り体に言うと髪型が異常なまでに「ダサい」ということ。
（略）
もっと酷いのは、
「おめーの顔は皇太子よりブスだ！」
というもの。
これは、皇太子の名誉のためにも特に論評する必要はないんだけど（笑）、まあそういうことだ。こういう「悪口」が生徒同士の間で飛び交っていた。
僕も、妻と似た様な会話を時々しているな。「愛子さん、お父さんに似てきたね」「雅子さんはあれだけ綺麗なのに」「美智子さんも凄い美人だったのに」とか。
口さがない子供の様に表現が直接的でないだけで、暗に言っている事は「愛子さんはブスだ」「皇太子さんは不細工だ」という事。我ながら不敬極まりない。
もう一つ不敬な事を書くとするなら、皇太子さんと雅子さんの御成婚の際に、新聞の「お二人で育まれた愛」とかいう見出しを見て、思わず「嘘つけ」と突っ込んでしまったことがある。つまりは、顔立ちや環境から、皇太子さんは異性から愛を向けられる存在でないと思っていたので、その新聞の見出しが非常に嘘臭く見えてしまったと。
（一応、個人的には、皇室の中で皇太子さんを一番深く敬愛しておりますので、念のため。）
言葉が適当でないかもしれないけど、皇室の方（特に皇太子）って基本的に極めてモテない環境に置かれている気がするな。これは、顔立ちの話というよりも、取り巻く環境も含めての話なんだけど。
という皇室非モテ説を妻に披露していたら、妻は「学習院大に行くような名家の方には、天皇家とお付き合いしてもいいと思っている人もいるんじゃない」との事。皇室の方の場合は、モテるモテないの問題じゃなくて、その様な（安全牌的な）名家の層を選ぶか選ばないかの選択の問題だという意見。なるほど。
